Gmailアカウント30億件以上の流出?→過去の寄せ集めです
とりあえず、無駄に焦る必要はありません。
どーいうことよ
BGRが報じた記事(Your email and password were probably posted online in the mother of all data leaks – BGR)、その他によれば、ハッカーが、GmailやHotmailのメールアドレスとそのログインパスワード30億件超をネット上に公開した。今回公開されたものは、ハッカーが過去の多数の流出データを集めたものだという。
この記事、露メディアSputnikが日本語訳で報じたからか(それを拡散したメディアが存在したからか)、一時Twitterトレンドにも成る程話題になったが、記事にある通り、新しい流出データではない。30億件という数字のインパクトにより過剰に心配される方が続出しているが、とりあえず落ち着いてほしい。
具体的にどう対応すべきか?
全て過去の流出データが元になっているため、既にその侵害された情報は、ブラウザFirefoxで有名なMozillaのFirefox Monitorや、Googleアカウントの設定、iOSの設定アプリ等でも確認できる。ここになければ、心配する必要はない。
ただ、ここに流出が確認されるデータがある場合は、パスワードの変更、2段階認証の導入などをお勧めする。組み合わせ次第では、全く別のサービスに侵入されることもある(経験談)ので、二度と侵害されたパスワードは使用しない方が良い。
過去の寄せ集めハッピーセットだとしても、大々的に公開されただけでも侵害の危険性は高まる。そのため、一応は確認をしておくべきではあるが、過去に流出したデータに該当していない場合は、特に心配する必要はないだろう。